ファーバーカステル グラファイト鉛筆 PITT 2900 3B

前回はファーバーカステルのグラファイト鉛筆 PITT 2900 の硬度HBを選択しましたが、思った以上に書いたときの着色が薄かったので、今回は3Bにしてみました。

前回記事はこちら
ファーバーカステル グラファイト鉛筆 PITT 2900 HB

PITTモノクロームシリーズには、 HB/3B/6B/9B の4つの硬度があるようなので、前回は試しにHBをチョイスしましたが、まるで2Hくらいの薄さだったので、3Bにすればちょうど良いのでは?という安易な考えで3Bにしました。

前回のHBは印刷面が見にくかったのですが、今回の3Bははっきりと分かります。ロットの差でしょうかね。

(公式サイトからの引用)
・PITTグラファイト鉛筆は、はっきりとしたコントラストを表現したい際に最適
・全芯の鉛筆ながら、ボディはコーティングされているため手を汚さずお使いいただけます
・どのシャープナーも利用可能
・硬度と筆圧により、ブラックのグラデーションを豊かに表現できます
(公式サイトからの引用ここまで)

濃淡はある程度筆圧で変化を付けられますが、黒色の濃さは鉛筆の性質に依存するので、より黒い発色が必要なときは、硬度がB寄りの鉛筆に替えるしかありません。

外見だけでは分からないので、実際に書いて比べてみました。

一番上が下敷きがない状態で書いたもの

真ん中は、下敷きをセットした状態でたまたまた手元にあったコーリン鉛筆コアNo.5050のHBや三菱鉛筆ユニのHB~3Hまでの硬度でそれぞれ書いたもの

一番下は、下敷きをセットした状態でもう1回書いたもの

こうやって見ると、ファーバーカステル グラファイト鉛筆 PITT 2900 のHBがとても薄いことが分かると思います。
三菱鉛筆ユニと比較すると、2Hか3Hくらいの濃さです。

そして、PITT 2900 の3Bが、コーリン鉛筆や三菱鉛筆のHBからFくらいの濃さです。

なめらかさ:★★★☆☆ なめらかな書き味です
芯の丈夫さ:★★★★★ とても硬くて丈夫です
ビジュアル:★★★☆☆ 全芯を筆記で使うと目立ちます
削りやすさ:★☆☆☆☆ HBほどではないです
個人的評価:★★★☆☆ 悪くはない感じです

※★の数は性質を表しています。個人の見解です。

せっかくなので、2本並べて記念撮影しましょう\(^o^)/

グラファイト鉛筆ということで、同じグラファイト鉛筆のカランダッシュのテクノグラフ777と比較してみます。

左:カランダッシュ テクノグラフ777 HB
右:ファーバーカステル PITT 2900 3B

ファーバーカステル PITT は、カランダッシュのテクノグラフよりも芯が太く、一般的な丸軸鉛筆と同じφ8mmサイズになっています。
ひと回り大きめなので、重さもその分重くなっています。

HBに加えて3Bが増えたので、6B、9Bも揃えたくなります。

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